Diary 2020年10月~  Cat

2020年10月28日(水) 71才

今月71才になりました。子供のころは1年が長く感じられましたが、今はあっという間の1年間という感じです。

この年になると『あと何年生きるのか、残りの人生をどう生きるのか』と考えるのですが、私の好きな映画ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンの『最高の人生の見つけ方』がいつも頭に浮かびます。

映画のストーリーは省略しますが、『残りの人生をどう生きるのか』という問いの答えは、『特別なことは何もない』のが結論です。

私の場合はやはり『細々ではあっても、毎日の産婦人科外来診療ができるうちは続ける』でしょう。

個人開業医は勤務医とは大きな違いがあって、『定年はないのでいつまででもできる』、『いやなことやしたくないことはしない』、『やりたいことだけやる』といった『わがまま』ができることでしょう。

それでも個人開業医を続けてゆく上では様々な問題が日々あります。一つ一つそれらを解決し、乗り越えて行くことに快感を覚えます。

旅行、趣味、美食、美酒などもたまにはいいのですが、日々の日常を大事にしながら『残りの人生』を全うしたいと考えています。

2020年10月14日(水) うなぎ料理

昭和22年創業の老舗、うなぎの『柳橋こだに』が銀山町にあります。私が昭和24年生まれの70才ですから、創業から72年たっていることになります。ここはときどき無性にうなぎが食べたくなった時に行きます。

先日も、突然のうなぎ欲が起こってお邪魔ました。うなぎの骨せんべい、うなぎの肝醤油焼き、うまき(ハーフ)、白焼き(ハーフ)で一杯やりました。家内はうな重を食べていました。

東京渋谷に『大和田』という昔ながらの木造のうなぎ屋があります。ここは注文して畳座敷で小一時間まってやっとうなぎ料理が出てきます。酒飲みにとって、この小一時間という時間が何とも言えません。ビールを頼むと、大ビンが出てきます。酒飲みにとって中ビンにくらべて大ビンは昔ながらの風情があってたまりません。ビールの後は熱燗をチビリチビリとやりながら、うなぎを待ちます。

小一時間後、やっとできた熱々のうなぎ料理は何とも言えない快感とともに食前酒で盛り上がった胃袋に、うっ~、たまりませんなぁ~。

注文を受けてから、生きたうなぎをさばき、調理するのはもちろん時間もかかりますし、売り上げもあがりにくいはずです。しかし、効率採算を考えずにあえて昔ながらのやり方で店を続けてゆく姿には、感動を覚えます。

日本人に生まれてよかった~。