Diary 2020年10月~  Cat

2020年12月23日(水) キーボード雑感

パソコンのキーボードは日本語キーボード、英語キーボードの2種類がありますが、私は100%英語キーボードを使っています。理由はキーの数が少なく、キーの配列もリーズナブルだからです。

また、レジストリを操作して、コントロールキーは"A"の左側(40年前のNEC PC9801のキーボードがそうなっていて、Ctrl+A、Ctrl+C、Ctrl+S、Ctrl+V、Ctrl+X、Ctrl+Zなどが押しやすい)に、またテンキーの左上にある"NumLock"は"Tab"(エクセルを使うときはテンキーを多用しますのでテンキーから手を放さずにTabを打てるのはうれしいので)に変えて、日本語キーは左Altに振り当てて、キートップにはラベルライターで"Ctrl"、"Tab"、"IME"と刻印して貼り付けています。

キースイッチユニットについては、メカニカルスイッチ、静電容量無接点、メンブレンスイッチの3種があり、それぞれ購入使用してみました。メカニカルスイッチは最初は良好なキータッチ感ですが、時間が経つにつれ徐々にキータッチ感が劣化して、数年で打鍵しても反応しないキーが出てきます。静電容量無接点については良好なキータッチ感で10年以上使用しても全く劣化が見られずとてもいいのですが、商品が少なく高価なのが難点です。私はPFU HappyHackingを20年以上使っています。メンブレンスイッチはピンからキリまで色々ですが、良好なキータッチ感と耐久性を両立させたものもあります。私はメンブレンスイッチタイプのSolidyear 英語印字104キーボード ACK-230U-EBをメインとして多用しています。

昔から「弘法筆を選ばず」ということわざがありますが実際はなかなかそうはいかず、現実には書道家で筆を選ばない人はまずいないと思います。パソコン部品のなかでキーボードは重要な位置を占めていて、キーボードの良し悪しでパソコン操作、データ入力能率は大きく異なるため、私はキーボードをとても重要視しています。

2020年12月9日(水) パソコン記憶装置

私はたくさんのパソコンを製作、使用していますが、必ず1台ほど予備パソコンを用意することにしました。これは使用しているパソコンに不具合、故障などが発生した時に急遽代替機が必要となった場合に備えるためです。半年前に診察室のパソコンにブルースクリーンが頻発したため、あわてて新しいパソコンを製作したことの反省からです。

診察室の新しいパソコンも落ち着きましたので、10年余り使用した古いパソコンのケース、電源は残し、マザーボード、SSD、HDD、CPU、メモリなどは廃棄しました。

そこで新たな予備パソコンを製作することにしました。マザーボード、CPU、メモリなどは高価な最先端のものではなく中程度のものとしましたが、進歩が著しいSSDはM2、PCI-Express、1TBを2枚装着しました。M2-SSDは接続コードや電源配線もなく、カードを差し込むだけの簡単さ!密度があるため発熱もあり(40℃)簡単なヒートシンクをつけて32℃となりました。さすがに体感速度はかなりのものになりました。

思い起こせば、私が30年前に初めて購入したHDDは5インチの外付けタイプで容量は20MB(ギガバイトではなくメガバイト!)で、価格はなんと20万円でした。30年の間に容量は50000倍、価格は1/15になりました。スピードについては定量的なデータはありませんが、体感的には明らかな進歩が実感できます。

この予備パソコンでハードウェアバックアップをするとともに、色々と遊んでみたいと考えています。

2020年11月25日(水) ワインディスペンサー

酒はモルトウィスキー、日本酒、ビール、焼酎となんでも飲みますが、ワインも大好きです。特にフルボディの赤ワインが好みです。

ワインを飲むときに1本空ける時もありますが、ワイン以外の酒も飲みたいためにワインは少しだけ飲みたいときもあります。少し飲むのはいいのですが、問題は残ったワインをどのように保存するかで長らく悩んでおりました。何もせずに放置すると酸化が進み、数日で劣化し、大きなショックを受けることになります。

酸化しないようにする対策として、(1)瓶の中の空気を抜くポンプを買ってみましたが、徐々に空気が入り、イマイチでした。(2)窒素ガスを注入→面倒で長続きしませんでした。(3)小瓶(ハーフボトル)に移し替え→1/2本単位(375ml)で飲むことになり→好きな量を飲みたい私には不向きでした。

ワインの劣化対策として、ベストなものがなくてモヤモヤとした状態が長く続いていましたが、ある日ネットで、「ワインディスペンサー、神楽」(https://www.kagurafeast.co.jp/product/)を発見。これは筒状のボトルにワインを入れて上から落し蓋をして、ボトル下部に付いたコックを捻ってグラスにワインを流し込むというもので、ワインの量の減少とともに落し蓋も下がってくるため、任意の量のワインを飲んでも落し蓋によりワインと空気が遮断されるために酸化防止となり劣化を防ぐというものです!

これはイイと直感し、速攻でゲット。結論的に言えば飲み残しのワイン劣化対策としてはこれがベストだと思います。これのおかげでワインを好きな量飲んで、残りは劣化防止、ストレスフリー、酒飲みの私にはサイコーな一品でした。

2020年11月11日(水) セルフ散髪

私は20代後半から頭髪が少なくなり、30代後半には頭頂部には頭髪が全くない状態になりました。父親も同様だったので、おそらく遺伝的なものなのでしょうwww

そのような側頭部、後頭部のみに頭髪がある状態でも散髪は必要ですが、床屋に行っても結構時間がかかっていました。また、頭髪量と散髪代は比例せず、頭髪たっぷりの人と同じ料金です。

ある時、家内より『その頭で散髪代を払うのはバカらしい』と言われて、『それもそうだ』と妙に納得し、Amazonで『充電式バリカン』(2500円)を購入しました。とても自分では散髪はできないと思い家内にさせてみましたが、下手でことになりませんでした。

そうすると、自分でするしかないと思い、やってみました。意外とうまくできました!今やセルフ散髪歴は5年以上!3㎜のゲタをはかせたバリカンで1~2週間おきに頭髪をカットしていますが、所要時間も5分弱で、サッパリ、キモチイィー。

禿頭ゆえのメリットもアリですね!

2020年10月28日(水) 71才!

今月71才になりました。子供のころは1年が長く感じられましたが、今はあっという間の1年間という感じです。

この年になると『あと何年生きるのか、残りの人生をどう生きるのか』と考えるのですが、私の好きな映画ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンの『最高の人生の見つけ方』がいつも頭に浮かびます。

映画のストーリーは省略しますが、『残りの人生をどう生きるのか』という問いの答えは、『特別なことは何もない』のが結論です。

私の場合はやはり『細々ではあっても、毎日の産婦人科外来診療ができるうちは続ける』でしょう。

個人開業医は勤務医とは大きな違いがあって、『定年はないのでいつまででもできる』、『いやなことやしたくないことはしない』、『やりたいことだけやる』といった『わがまま』ができることでしょう。

それでも個人開業医を続けてゆく上では様々な問題が日々あります。一つ一つそれらを解決し、乗り越えて行くことに快感を覚えます。

旅行、趣味、美食、美酒などもたまにはいいのですが、日々の日常を大事にしながら『残りの人生』を全うしたいと考えています。

2020年10月14日(水) うなぎ料理

昭和22年創業の老舗、うなぎの『柳橋こだに』が銀山町にあります。私が昭和24年生まれの70才ですから、創業から72年たっていることになります。ここはときどき無性にうなぎが食べたくなった時に行きます。

先日も、突然のうなぎ欲が起こってお邪魔ました。うなぎの骨せんべい、うなぎの肝醤油焼き、うまき(ハーフ)、白焼き(ハーフ)で一杯やりました。家内はうな重を食べていました。

東京渋谷に『大和田』という昔ながらの木造のうなぎ屋があります。ここは注文して畳座敷で小一時間まってやっとうなぎ料理が出てきます。酒飲みにとって、この小一時間という時間が何とも言えません。ビールを頼むと、大ビンが出てきます。酒飲みにとって中ビンにくらべて大ビンは昔ながらの風情があってたまりません。ビールの後は熱燗をチビリチビリとやりながら、うなぎを待ちます。

小一時間後、やっとできた熱々のうなぎ料理は何とも言えない快感とともに食前酒で盛り上がった胃袋に、うっ~、たまりませんなぁ~。

注文を受けてから、生きたうなぎをさばき、調理するのはもちろん時間もかかりますし、売り上げもあがりにくいはずです。しかし、効率採算を考えずにあえて昔ながらのやり方で店を続けてゆく姿には、感動を覚えます。

日本人に生まれてよかった~。