Diary 2022年1月~  Cat

2022年3月16日(水) 開業25周年を迎えました!

平成9年2月末に開業して25年経過しました。この25年の間様々なことがありました。開業当初は患者さんも少なく外来患者数ゼロの日も2日ありました。なんとか患者さんを増やそうと、努力もしました。また、白内障手術2回、そけいヘルニア手術→再発し再手術もしました。父の死去、母の死去などもありましたが、1日たりとも診療を休んだ日はありませんでした。

開業して数年経てば多くの問題点も解決して落ち着き、水平飛行となると思っておりましたが、現実は全く違います。25年たった今でも、水平飛行ではなく上昇飛行です。開業医生活を続けていると、日々問題点が出てきて、それをひとつひとつ解決してゆく積み重ねの毎日です。『一山越えれば、また次の山が、、、』といったイメージです。

勤務医時代とは違って、すべてのマネージメントを自分一人でする必要があります。でも、他人に指示されることなく自分の思い通りにすべてを決定することができる個人開業医は今となっては、とても魅力的な状況と言えます。

もちろん、永遠に続けることはできないので、いつか来る閉院の段取りを計画的に進めてゆく必要もあります。

しかし、私よりも高齢の個人開業の先輩方が頑張っておられるのをみるにつけ、『私もまだまだ頑張らなければ、、、』と思っております。

2022年3月2日(水) 超音波装置を購入しましたが、、、

昨年末の経膣超音波装置の『異音騒動』で、部品交換がナント60万円!の見積だったので、結局新しい経膣超音波装置を購入することにしました。

新しい装置はアナログビデオ信号(コンポジット)出力端子がありません。外部出力端子はデジタル(VGA、DVI)のみです。私は画像印刷サイズをいろいろと変えるために敢えて旧式のプリンターを使っているため、アナログビデオ信号出力が必要です。→このことを営業の方に伝えて、D-Aコンバータ(XPC-4)を使用してシステムを構築していただきました。

さて、使ってみると超音波装置本体の画面(もちろんデジタル信号画面)はとてもキレイで気に入ったのですが、患者さん用のモニター(これもCCDよりのビデオ信号も写すためにアナログ入力としています)やプリンタで印刷した画像がいい時もあるのですが、画像が横にずれて文字が判読できないほどヒドイ状態の時もあります。

これでは使い物にならないので、あれこれ設定を変えたり、新しいD-Aコンバータ(XPC-4)を購入してみたりしてみましたが、どうにもなりません。悶々とした3週間で、気分がブルーでしたが、意を決して2月27日(日)朝から徹底的に取り組んでみました。システムをばらして、一つ一つ抑えていったところ ⇒ なんとD-Aコンバータ(XPC-4)のS-VIDEOメスコネクタに刺しているS-VIDEOプラグの4本あるピンの1本が曲がっていてうまく接触していないことを発見!!! ⇒ ピンの曲がりを修正して刺しなおしたところ ⇒ 見事に解決しました。ヤッホー!!!

困っていたことが解決し、ホッとしました。

2022年2月16日(水) コロナの猛威

先日、仲の良い産婦人科のK先生(ほぼ同時期に開業した飲み友達)から電話があり、『コロナに罹患したので手術予定患者、外来患者などの診療を引き受けて欲しい』とのこと!

ビックリしました。

10日間ほどクリニックでの対面診療を中止されるとか!それは大変と協力していると、また電話があり『入院することになりました』→えぇ~!またまたビックリ。大変だろうなぁーと、一日も早い退院と診療再開をお祈りすることになりました。

開業医もそうですが、飲食業界も大変なことになっているものと推察されます。収入がない中、従業員の方やご家族の生活を守ることは並大抵のことではないと思います。

『蔓延防止措置』に関しても2月20日に解除になるかどうかはなんとも言えない状況のようです。おそらく延長されるのではないでしょうか。

日本国民の多くが早く3回目のワクチン接種を終えて、コロナがピークアウトしてほしいものです。

追記:前回の吸引器トラブルに関して、その後快調に作動していましたが、ある日吸引器内部の電動ポンプからナント煙がモクモクと出て、あえなくお亡くなりになりました。→泣く泣く新しい吸引器を購入することに、あ~ぁ~!でも24年間頑張った愛着のある老吸引器を拝んで廃棄処分にしました。合掌。

2022年2月2日(水) 吸引器トラブル

平成10年に購入した手術用大型吸引器が先日手術中に突然停止しました。最初は何が起こったのか理解できませんでした???

フットスイッチ、メインスイッチともに反応せず、パイロットランプも消えています。吸引器使用を中止して、胎盤鉗子と鈍匙による手動手術方法に切り替えようかと思いましたが、停止するときに『バチン』という音がしたのを思い出し、吸引器の裏を見ると、『ブレーカーが落ちている』のを発見!

恐る恐るブレーカーのスイッチを戻すと、吸引器が作動開始しました。その後は何事もなく吸引器も作動し、手術も無事に終了しました。翌日の手術中にも、再度『ブレーカーが落ちる』現象が発生し→『スイッチを戻す』と作動を開始。ウゥ~ン???

この吸引器は購入から24年経過していますが、大切にメンテナンスをしています。メーカー指定は6か月おきですが、使用頻度が高い当院では3か月おきのオイル交換、フィルター清掃、内部清掃などをして快調に作動していました。

24年間も使用したので思い切って買い換えも考えましたが、『なぜブレーカーが落ちるのか?』、原因は『→過大電流が流れたのか?』、『→ブレーカー自体が異常作動したのか?』、突き詰めようと考えました。

私はテスターを2台持っていますが、とてもアンペア単位で交流電流を測定するようなことはできません。そこでNTTドコモのポイントでゲットしたBluetoothワットチェッカーを吸引器とコンセントの間に接続し、しばらく吸引器を作動させてみました。結果は交流電流⇒103V、2.8A、この吸引器の真空ポンプの定格は3A ですので、作動中は過大電流が流れているわけではありません。おそらくですが、ブレーカー自体(定格5A)の異常作動が想像されました。

→速攻で5Aの小型ブレーカーを購入し(2個セットで567円!)、ブレーカー交換実施。吸引器トラブルはあっという間に解消しました、♪♪♪~。

念のためしばらくはBluetoothワットチェッカーは接続したままにしておいて、毎日の手術中の電流チェックグラフを見てみたいと思っています。

2022年1月19日(水) クルマ大好き!

私は子供のころからクルマが好きで、18才ですぐに運転免許証を取得し、現在は大型自動車、大型二輪車の免許を持っています。23才の時に一度衝突事故を経験しましたが、その後は無事故で、現在はゴールド免許です。かれこれ50年以上様々なクルマ、バイクに乗ってきましたが、現在は1500㏄の小型普通車(マツダロードスター)に乗っています。

50才を過ぎてからは小型車が好きになりました。大きなクルマは、(1)立体駐車場に入らない、デパートに行っても駐車できなければ全く無意味、平面駐車場でも十分なドア開口ができず、乗り降りが困難、(2)狭い道での取り回しが困難、どんな狭い道でもスイスイ走りたい、(3)基本的に大きなクルマはエンジンの排気量も大きくなりアクセルの軽い吹き上がりが困難になります。(4)カーブの多い山道でのヒラリヒラリとした軽い挙動が期待できません。

変速機はATはキライで、マニュアルミッションが好きです。マニュアルミッションはクルマを自在にコントロールしているという実感が持てます。

自宅からクリニックまでは約4kmしかありませんので、冬場はエンジンや駆動系が十分に温まる前に到着してしましますし、時間的にも10分余り。これではクルマにも負担がかかりますし、運転の楽しみが全くありません。

朝は渋滞がなく景色の良い川土手をわざと遠回りして、10㎞程度目覚めの刺激を兼ねてドライブしています。夕方はほぼ毎日以前両親の住んでいた西区へ行き(あまり用事はないのですが)、遺影を拝み、郵便物処理をしてから自宅に帰りますので、24㎞程度ドライブをしています。

朝夕のプチドライブが『ささやかな楽しみ!』デス。

2022年1月5日(水) コロナ第6波?

かなり減っていたコロナ感染者がまた増加しつつあります。ワクチン接種者が国民の7割となって、感染が減少してきたものの、感染力の強いオミクロン株の蔓延が原因と思われます。3回目のワクチン接種が望まれます。

インフルエンザと同様に毎年のコロナワクチン接種が必要となるのかもわかりません。

やっと外食、飲み会が解禁となったのに、また外食産業に冷や水をかけることになるかも。憂鬱な状況になってきました。

しかし、昔の『スペイン風邪』も大量の感染者、死亡者を出しましたが、数年で鎮静化、感染者ゼロになりました。コロナ騒動が発生してから2年位経過したので、ぼちぼち収束の方向になるのでしょうか?

感染者人数のグラフを見ると『第6波』がきそうです。『第6波』を最後にして、落ち着いてほしいものです。